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fashionsnap
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掲載日
2016/09/16
2016/09/16
ポワレからサンローランまで、20世紀ファッションとインテリアを辿る展覧会開催
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2016/09/16
2016/09/16
1900年から1960年代までの20世紀ファッションの流れを同時代の主要なインテリアと共に紹介する「モードとインテリアの20世紀展」が、パナソニック汐留ミュージアムで開催される。国内屈指のモードコレクションを収蔵する島根県立石見美術館の約130作品が集結。会期は9月17日から11月23日まで。
20世紀はファッションがめまぐるしく変化した時代で、社会のありようがモードを変革し、また衣服の形が女性のライフスタイルを変化させた。同展はベルエポックやジャズエイジ、世界恐慌と大戦を経てミッドセンチュリーを過ぎるまでの衣装作品を同時代のインテリアなどと共に展示する。
第1章1900〜1919年ではポール・ポワレの「イブニング・ドレス」やアール・ヌーヴォー様式のインテリアが紹介され、第2章1920〜1939年ではガブリエル・シャネルの「イブニング・ドレス」やマドレーヌ・ヴィオネの「イブニング・ドレス、ストール」、ジャンヌ・ランバンの「ドレス」などがアール・デコを演出した空間に並ぶ。第3章1940〜1959年には、クリスチャン・ディールやクリストバル・バレンシアガ、チャールズ・ジェームズの衣装と共にセンチュリー・モダンのインテリアやリチャード・アヴェドンらによるファッション写真も展示。そして、第4章1960年代ではビニールや金属、紙などユニークな素材のドレスが登場する。航空機や宇宙開発が活発化した時代の有機的な形態と近未来を感じさせる素材によるインテリアと共にイヴ・サン=ローランやアンドレ・クレージュ、森英恵の作品が紹介される。
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