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掲載日
2019/03/01
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モンクレール、2018年度は19%の増収 今年はさらなる伸びを予想
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2019/03/01
2019/03/01
モンクレール(Moncler)が2018年度の決算を発表し、今年度についてはさらなる増収を見込んでいるとした。従来のシーズン制よりも早いサイクルで新商品を投入する戦略を実施し、昨年度は連結売上高を19%伸ばし、収益性も大きく向上した。
モクレールの2018年度連結売上高は14億2000万ユーロ(約1807億1600万円)で、Refinitiv SmartEstimateの予想14億ユーロ(約1781億7100万円)をやや上回る結果となった。為替の影響を除くと増収率は22%に上る。
昨年から毎月新商品を投入する施策を行い、若い客層の取り込みを目指してきたモンクレール。先行き不透明な世界経済を受けてなお、レモ・ルッフィーニ(Remo Ruffini)CEOは楽観的な見方を示した。
「政治経済の先行きが見えないことが障害になるおそれはあるが、しかし困難な時にこそ強くなれると信じている」と声明では述べている。
調整済みEBITDAは前年4億1160万ユーロ(約523億8200万円)から5億20万ユーロ(約636億5800万円)へと伸びたほか、コア利益率もやや上昇し35.2%となった。
(2019年3月1日現在、1ユーロ=127円で換算)
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