伊勢丹新宿店メンズ館の4階と5階が、3月12日にリモデルオープンする。4階ではメンズファッションの本質を追求し、5階は「テーラークロージングの聖地」を目指すという。また2階と6階では、人気ブランドがリバティプリントを使用した限定コレクションを販売する。

　2013年秋に10周年を迎えたメンズ館は、本館の婦人服および婦人雑貨フロアに続いてリモデルを実施。4階は「インターナショナルラグジュアリー」を取り扱い、「正統」をキーワードにメンズファッションの本質を追求するフロアに生まれ変わる。イタリアンクラシコのゾーンに加え、「New & Lingwood（ニューアンドリングウッド）」や「Hardy Amies（ハーディー・エイミス）」などブリティッシュスタイルのアイテムで構成される編集ゾーンが誕生。ファッションだけではなく、ライフスタイルを彩るアイテムの展開も予定されている。

　「ビジネスクロージング」を取り扱う5階では、スーツを中心に展開。イージーオーダーのゾーンを拡大し、着る人の個性をより引き出すようなスーツスタイルを提案するという。プライベートレーベル「イセタンメンズ」ゾーンが新設され、カラーアイテムを充実させたフォーマルゾーンなど、あらゆるシーンに対応する男の"オン"の服を幅広く展開する。

　なお、2階の「インターナショナルクリエイターズ」と6階の「コンテンポラリーカジュアル」では、本館のリモデル1周年と連動して3月5日から18日まで「Degital Liberty Art Creation」を開催。「N.Hoolywood（エヌ ハリウッド）」や「Markaware（マーカウェア）」などの人気ブランドが、英国リバティ社のコレクションから柄をセレクトし、約1670万色を表現できる小松精練の無水化染色技術「モナリザ」を用いて高精細なデジタルプリントを施したコレクションを販売する。なお、リモデルやイベントなど全てのコンテンツはウェブと連動して展開が予定されている。