fashionsnap
2016/12/08
成功の理由は万国共通の"Happy"感、北欧発「ハッピーソックス」が国内初の旗艦店オープン
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2016/12/08
スウェーデン発のソックスブランド「ハッピーソックス(Happy Socks)」が国内で初めてとなる旗艦店を原宿のキャットストリートにオープンした。オープンに合わせてクリエーティブディレクターのヴィクトル・テル(Viktor Tell)とCEOのミカエル・ソーデリンド(Mikael Soderlindh)が来日した。
2008年にスウェーデンのストックホルムで創業した「ハッピーソックス」は現在90カ国で展開。海外ではNYやLA、ロンドン、ストックホルム、バロセロナなどに旗艦店を構える。2012年の上陸以来、国内初となる旗艦店は「Goocy」の跡地に出店。グローバル旗艦店のストアコンセプトを採用し、白を基調とした約10平方メートルの店内には、国内で扱うブランドのフルラインナップがそろう。グローバルで展開するソックスやアンダーウエアラインをはじめ、今年から伊藤忠グループのロイネとライセンス契約を結び、日本のローカル企画としてライフスタイル商品にも注力。トートバッグやチーフなどの小物を展開しており、他国と比べて商品のラインナップが豊富だという。
ブランドを立ち上げたきっかけについてヴィクトルは、「自分が履きたいと思うデザインの靴下がなく、いっそ自分たちで作ってしまおうと思い立って4週間で会社を立ち上げた」と当時を振り返り、旗艦店オープンについてミカエルは「原宿はポップでカラフルなブランドのイメージとマッチしていてこのエリアへの出店は自然な流れだった。ファッショナブルな人が多く行き交う通りにブランドの世界観を伝えられる路面店が出せてとても嬉しい」と語った。立ち上げから10年足らずで90カ国に進出した躍進の理由について「ブランド立ち上げ時点からグローバルでの展開を視野にいれていて、万国共通の"ハッピー"感を全面に打ち出してきたことが受け入れられたのだと思う」とコメント。2017年春夏シーズンからはレインコートや傘などラインナップをさらに拡充させる計画だ。
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