近鉄百貨店四日市店がリニューアル、東海地方最大の無印良品が出店

　近鉄百貨店四日市店が、1〜7階を改装し11月20日にリニューアルオープンする。

　同百貨店の大規模な改装は2007年以来、11年ぶりとなる。改装に伴い、店舗面積2,200平方メートルと東海地方最大の「無印良品」が5階にオープン。四日市市の伝統工芸や地域の歳時イベントに関するワークショップやイベントを行う「Open Muji」や、書籍とくつろげる空間を提供する「Muji Books」、子どもが遊べる「木育広場」などのサービスが用意される。また、5階の催会場がリニューアルし、食品物産展などを中心に無印良品とコラボレーションした催事を開催予定だ。
 
　7階にはレンタルオフィス・貸会議室を運営する「シンス（Synth）ビジネスセンター近鉄四日市」をフランチャイズ事業としてオープン。4人用の小部屋から最大57人用の大部屋まで会議に限らず研修やセミナー、教室など多様なニーズに対応する。そのほか免税カウンターやカタログギフト店などのサービスを6階に集め、2階にはコンシェルジュによる食品案内所を新設するなどのリニューアルを行う。

　近鉄百貨店四日市店は昨年10月、若手と中堅社員を中心に「四日市店 リモデルプロジェクト」をスタート。その中で、四日市のヒト・コト・モノの良さや価値を伝える「いいよん！よっかいち」活動など、地域に密着した取り組みを強化している。