伊勢丹が、デザイナー丸山敬太が手がける「ケイタマルヤマ（Keita Maruyama）」のライセンス商品を、2015年春から展開することを発表した。ファッションから雑貨まで、幅広いカテゴリーがそろう。

　三越伊勢丹ホールディングスは、世界に誇れる日本のファッションデザイナーを育成・支援する新たな取り組みとして、今年デビューから20周年を迎えたデザイナー丸山敬太と協業。「ケイタマルヤマ」のブランド事業は、昨年12月末に「Keita Maruyama」の商標を取得した三越伊勢丹ホールディングス100%子会社のマミーナが、2014年秋冬シーズンから本格的に展開を開始した。8月から伊勢丹新宿本店と三越日本橋本店で販売スペースを拡大し、新たに三越銀座店で取り扱いを開始。海外店舗も視野に入れるなど展開を広げている。

　「ケイタマルヤマ」のライセンス商品は、ブランドの成長と発展につなげる取り組みの一環で、新たに8社とライセンス契約を締結。デザイナー丸山敬太の監修のもと、ファッション雑貨を中心に婦人靴やハンドバッグ、ナイティ、靴下、傘、帽子、ハンカチ、アクセサリー、ブラックフォーマル、そしてメンズアンダーウェアなど、幅広い商品が制作された。2015年春夏コレクションの色や柄を反映しており、ブランドを象徴する刺繍やフラワーモチーフが特徴。伊勢丹新宿本店の各売り場をはじめ、2月から順次販売が予定されている。