ユリウス運営会社が音楽レーベル立ち上げ Dommune配信やイベント開催

 　メンズファッションブランド「ユリウス（Julius）」を運営するサードストーンが、新ライン「ニルズ（Niløs）」の新たなアプローチとして同名 の音楽レーベルを立ち上げた。第一弾としてオリジナルコンセプトアルバム「Søil / ENA」をリリース。ドミューン（Dommune）を通じたライブ配信やリリースイベントなど様々な活動が予定されている。

　「ユリウス」はこれまでパリのメンズコレクションに参加し音楽アーティスト等からも支持を得てきたが、新ライン「ニルズ」ではファッションに留まらない表 現活動の一環で音楽レーベルを発足した。第一弾としてアーティストEnaにフィーチャーし、同氏が解釈する「ニルズ」の世界観を実験的な40分超のワント ラック=コンセプトアルバム形式で発表。国内では3月中旬からtシャツとヴァイナルをセットで販売し、音源はbandcampでも配信している。

　3月24日に大阪24th Of Augustで開催されたパーティーに続き、4月5日にはドミューンで「Niløs Sound Project #000」と題したリリースイベントを開催。アルバムに参加したenaとryo Murakamiによるライブをはじめ「ユリウス」デザイナーの堀川達郎や「ニルズ」デザイナーの高橋佑次らのトークを配信する。更に4月18日には渋谷 の道玄坂にオープンしたばかりのクラブ「Contact」のバースペースでリリースイベントを予定するなど、カルチャー発信の場を作ると共に体験型のアプ ローチで国内外に発信していく。