本州初の空港型免税店が銀座三越に27日開業 サンローランなど国内免税店に初出店

　沖縄を除いて日本初の空港型市中免税店「Japan Duty Free Ginza」のオープン日が1月27日に決定した。三越銀座店の8階に導入し、消費税、関税、酒税、たばこ税などの諸税を免税すると共に、買い物した商品 を成田もしくは羽田の出国空港まで預かるレセプションカウンターを設置。Duty Free Shopでは世界初となる「ブシュロン（Boucheron）」、同日本初となる「ヴァレンティノ（Valentino）」や「サンローラン（Saint Laurent）」のブティックがオープンする。

　Japan Duty Free Ginzaは、売場面積約3,300平方メートルの店内を自然に見立て、森・丘・集落の連なりをイメージしたゾーニングを展開。日本から出国する国内外の 旅行者が免税対象になる。Mdは日本らしい"もてなしの心"と最先端のテクノロジーの融合を目指し、コスメ・香水のほか、日本免税店初出店のブランドを含 めたラグジュアリーブティック、伝統工芸品と現代の感性がミックスされた空間「The 800 Hands Japanese Beauty」、国内のduty Free Shopでは新たな取り組みとなる海外ラグジュアリーウォッチを集めたメゾン「タイムヴァレー」（3月9日オープン）等で構成。一部にはインタラクティブ ゾーンを設けるなど、体験型のスペースも配することで、日本の技術を体験できる空間に工夫する。

　同店舗を運営するjapan Duty Free Fa-So-La 三越伊勢丹は、日本空港ビルデングが45%、三越伊勢丹ホールディングスが27.5%、昨年7月、日本空港ビルデング、成田国際空港の完全子会社naaテ イリングが27.5%出資し、2014年9月に設立。三越伊勢丹ホールディングスは銀座以外にも、福岡空港ビルディング、西日本鉄道と共同で福岡三越の館 内に空港型免税店のオープンを本年4月に予定している。

■Japan Duty Free GINZA
場 所：三越銀座店 8階1フロア
出店形態：デューティーフリーショップ（保税売店）
営業時間：10:30〜20:00


■ブランド一覧
★ 世界のDuty Free shopで初出店ブティック
☆ 国内のDuty Free shopで初出店ブティック
◎ 国内のDuty Free shopで初出店ブランド
【ブティック（ラグジュアリー）】
ティファニー、ブシュロン（★）、ジミー チュウ、ヴァレンティノ（☆）、サルヴァトーレ フェラガモ、グッチ、ボッテガ・ヴェネタ、サンローラン（☆）、バレンシアガ
【タイムヴァレー（時計）※2016/3/9オープン】
IWC、ヴァシュロン・コンスタンタン（◎）、カルティエ、ピアジェ、ロジェ・デュブイ（◎）、ゼニス、ジャガー・ルクルト
【酒】
スコッチ/コニャック/国産ウイスキー/ワイン/日本酒等
【タバコ】
JT/PM/BAT
【コスメ&香水】
ジョー マローン、エスティローダー、シュウ ウエムラ、ランコム、ジョルジオ アルマーニ、クリニーク、ドゥ・ラ・メール、オリジンズ／ラボシリーズ、その他（香水）、ブルガリ（香水）、エムディーエヌエー スキン リファ、ロレアル パリ、アルビオン（◎）、SK-Ⅱ、ファンケル、資生堂、ザ・ギンザコスメティックス セルジュ・ルタンス、クレ・ド・ポー ボーテ