森星が新プロジェクトを始動、日本の伝統工芸や文化を世界に発信

　森星が創設者の一人として、クリエイティブディレクションを担当する「tefutefu, Inc.」が始動した。サステナブルやダイバーシティの観点から日本の伝統工芸や文化を再編集し、未来へ繋がる新たな文化を生み出すサポートをしていく。

　tefutefu, Inc.設立の背景には、「私が海外の素晴らしい文化でときめいたように、日本の魅力ある文化を世界の人々に伝えることでときめいてもらいたい」という森星の思いがあったという。世界に対する日本文化の発信や若手作家の育成、インキュベーション事業のサポートのほか、伝統的な工芸技術を活用した新しいプロダクトの開発などを手掛けていく。

　公式サイトでは、割れた陶磁器の破損部分を漆で継ぎ合わせ、金などで装飾する伝統的な修復法「金継ぎ」やハゼ、パーム椰子、菜種、米ぬか、漆などを使用した高澤ろうそくを紹介。このほか、世界農業遺産「能登の里山里海」の代表的な棚田として知られる輪島市の白米千枚田の記事を公開している。

■tefutefu, Inc.：公式サイト