ウールマークウィメンズ部門、ロンドン拠点「ティータム ジョーンズ」がグランプリに

　インターナショナルウールマーク・プライズ ウィメンズ部門の最終審査がNY現地時間12日に行われ、ロンドン拠点のブランド「ティータム ジョーンズ（Teatum Jones）」がグランプリに輝いた。デザイナーはCatherine TeatumとRob Jones。

　各地域から選ばれたファイナリストには、J Koo （アジア代表）、 Bianca Spender（オーストラリア）、Nanna van Blaaderen（ヨーロッパ）, Taller Marmo（インド・パキスタン・中東） とTanya Taylor（米国）の6組が選出。「ティータム ジョーンズ」はイギリス諸国代表として出場し、プレゼンテーション審査では幾何学プリントが施されたウールで織り上げたブランケットやジャケット、スカートのセットアップを発表した。
 
　審査員は米ヴォーグ誌の元エディター・アット・ラージ、アンドレ・レオン・タリー（Andre Leon Talley）のほか、ファッションエディターのティム・ブランクス（Tim Blanks）、デザイナーのタクーン・パニクガル（Thakoon Panichgul）らが務めた。勝者には100,000豪ドル（約805万円）と継続的なメンターサポートが与えられ、カプセルコレクションは伊勢丹を含む各国の百貨店で販売が予定されている。なお、1月に発表されたメンズ部門ではインド人デザイナーのスケット・ディール（Suket Dhir）がグランプリに選ばれている。