丸紅株式会社は、来る12月3日（金）にJR辻堂駅（神奈川県藤沢市）北口の交通広場前に都市型商業施設｢Luz湘南辻堂｣のオープンを予定しており、この度出店テナント30店舗が決定した。

｢Luz湘南辻堂｣は、JR辻堂駅周辺の大規模工場跡地（約25ヘクタール）を再開発して多様な機能を持つ都市拠点を形成することを目的とした都市再生事業「湘南C－Xシークロス」における第一号商業施設。丸紅が手掛ける都市型商業ビル「Luz」シリーズとしては、「Luz自由が丘」及び、「Luz心斎橋」に続く、3店目の商業施設になる。
12月3日（金）のオープン当日は、開業時刻（午前11時）に合わせてオープニングセレモニーを行うほか、夕方には地域の子どもたちによるクリスマスツリー点灯式など、様々なオープン記念のイベントを開催。

｢Luz湘南辻堂｣は、敷地面積約3,658平方メートル、地上6階地下2階・延床面積約17,900平方メートル、JR辻堂駅北口に位置する駅前交通広場に面した立地特性を活かし、利便性の高い日常生活アメニティを提供する都市型商業ビルとなる。開発コンセプトを“Tsujido－Life DAILY STATION”とし、“デイリー&コンビニエンス”をテーマに、計30店舗の出店テナントが出揃う。
1階部分には、日常のお買い物に便利な総合食品スーパー「R・GENKI」や、ドラッグストアの「HACドラッグ」、書籍・レンタルCD・DVDレンタル店「TSUTAYA」等の“デイリーユース”のショップが出店。また、辻堂駅周辺には少なかったカフェ、レストラン、居酒屋などの飲食店には、湘南エリアで3店舗目となるレストランカフェ「パシフィックデリ」や神奈川県初出店となる蕎麦・干物和食の「越後屋 坦庵」等が出店し、賑わいと交流の場を提供していくほか、「整体＆リラクゼーション Line」や学習塾「東京個別指導学院」など、様々なカルチャー・サービス施設も充実している。

辻堂駅はJR東海道本線と湘南新宿ラインが乗り入れており、通勤通学者も多く、1日平均乗降客数は約9万人で、ここ数年増加傾向にある。また、辻堂周辺は、ファミリー層が多く生活するエリアであるにも関わらず、JR辻堂駅前周辺に大型商業施設はなく、市場規模の割に商業ボリュームが不足気味で、今後の発展性を秘めた商業ポテンシャルが高いエリアといえる。