米ウォッチブランド「タイメックス」世界初となる路面店が原宿にオープン

　アメリカのウォッチブランド「タイメックス（Timex）」が4月下旬、世界初の路面店「タイメックス・トーキョー（Timex Tokyo）」を原宿に出店する。

　アメリカのウォッチブランド「タイメックス（Timex）」が4月下旬、世界初の路面店「タイメックス・トーキョー（Timex Tokyo）」を原宿に出店する。
 
　「タイメックス」は、1854年にアメリカ・コネチカット州でウォーターベリークロックカンパニー（Waterbury Clock Company）として創業。1890年代に発売した世界初の普及版懐中時計「ヤンキー（Yankee）」は20年間で4,000万本のセールスを記録した人気商品で、作家のマーク・トゥエイン（Mark Twain）も愛用していたという。その後、アメリカ軍最初期のミリタリーウォッチ「ミジェット（Midget）」や、世界初の「ミッキーマウス・ウォッチ」などを発表。1960年代には米国内の時計市場の半分以上を占め、最も人気のあるブランドとなった。また、ビル・クリントン（Bill Clinton）が1993年の就任演説時にタイメックスの「アイアンマン（Ironman）」を着用するなど、著名人や大統領からも愛されるブランドとして知られている。近年は、日本企画として米国ブランドとのコラボレーションやアーカイブの復刻版を発売。これらの商品が好評を得たことから、世界初となるフラッグシップショップの出店先に日本が選ばれたという。

　「タイメックス・トーキョー」は、神宮前交差点に近接する神宮前6丁目にオープン。地上2階建てで、国内で展開しているモデルに加えて、同店限定モデルや時計以外のアイテムもそろえる。レザーストラップの刻印サービスや手入れなどができる「ストラップ・バー」が1階に設けられるほか、貴重なアーカイブなどを随時展示する予定だ。