AFP
2018/11/12
サルヴァトーレ・フェラガモ、第3四半期好調も1-9月は減収減益
AFP
2018/11/12
サルヴァトーレ・フェラガモ(Salvatore Ferragamo)が発表した2018年第3四半期累計決算は、純利益と売上高が共に減少した。
2018年1-9月の純利益は17.5%減の6500万ユーロ(約83億3900万円)、売上高は3.3%減の9億7200万ユーロ(約1246億9700万円)だった。一方で第3四半期単体(7-9月)では3.9%の増収となっている。
EBITDAも同様で、累計期間では7.9%減の1億4900万ユーロ(約191億1500万円)だったものの、第3四半期単体は大きく伸び27.4%増の3200万ユーロ(約41億400万円)となった。
好調な第3四半期を受けてもなおグループは通期予想に関しては慎重な姿勢を維持している。
地域別に見ると、グループの主要市場で売上全体の37.4%を占めるアジア・太平洋地域の売上高が1-9月期には1.9%減とやや落ち込んだ。また、不利な為替変動も影響し、欧州では5.5%、北米では4%の減収となっている。
セグメントでは、シューズの売上高が6%減となったが、レザーグッズは1.9%、フレグランスでは2.6%の増収があった。
フェラガモグループの2017年度の業績は、純利益が42.4%減の1億1400万ユーロ(約146億2200万円)、売上高が3.1%の13億9000万ユーロ(約1782億8600万円)だった。
(2018年11月12日現在、1ユーロ=128円で換算)
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