インスタトップ10入りのモデル、ケンダル・ジェンナーがカルバンクライン限定シリーズの広告に

　「カルバン・クライン ジーンズ（Calvin Klein Jeans）」がアスレチックで都会的なストリートウェアからインスピレーションを得た限定デニム・シリーズ「#mycalvins デニム・シリーズ」を発売する。キャンペーンにはソーシャルメディアに強い影響力を持つモデルのケンダル・ジェンナー（Kendall Jenner）を起用。日本ではオープニングセレモニー（OPENING CEREMONY）表参道店で5月1日から販売する。

　「#mycalvins デニム・シリーズ」は去年同ブランドが展開したソーシャルメディアキャンペーン「#mycalvins」から着想を得た。カルバン・クラインを着た写真を自撮りし、ハッシュタグ#mycalvinsを付けて投稿、共有するSNSを活用したキャンペーンで、ケンダル・ジェンナーをはじめ、世界中からモデル、ミュージシャン、アスリート、など一般ユーザーも取り込み、多数が参加した。

　キャンペーンのヴィジュアルにはケンダル・ジェンナーのほか、サイモン・ネスマン（Simon Nessman）がメンズモデルとして参加。撮影はアラスデア・マクレラン（Alasdair McLellan）、スタイリストはメラニー・ワード（Melanie Ward）がそれぞれ担当した。キャンペーンについてケンダルは「カルバン・クライン ジーンズのモデルを務めることは、本当に長年の夢でした」とし、カルバン・クライン社の最高マーケティング責任者メリサ・ゴールディ（Melisa Goldie）は「ケンダルの強力なファン層とグローバルな守備範囲の広さは、カルバン・クライン ジーンズというブランドをめぐる話題をさらに増幅させ、今回のエキサイティングな限定版にスポットライトを当ててくれます」と起用の理由についてコメントしている。

　新シリーズは、ブランドのロゴを配したデザインを中心に、パーソナルなスタイルとスポーティなディテールを融合。ジーンズ、ロゴTシャツ、スウェットシャツのほかに、デニムショーツやジャケット、ジョギング用のスウェットパンツ、ユニセックスのバックパック、帽子などが販売される。価格は1万1,000円〜3万8,000円。

　ケンダル・ジェンナーはカーダシアン家に密着するリアリティ番組「キーピング・アップ・ウィズ・ザ・カーダシアンズ」への出演で一躍有名になり、異父姉にキム・カーダシアンを持つ芸能一家の出身。最近ではモデルとして頭角を表し、「シャネル（Chanel）」「バルマン（BALMAIN）」「マイケル・コース（Michael Kors）」などの主要メゾンに次々に起用された。同じくモデルのカーラ・デルヴィーニュ（Cara Delevingne）と親交が深く、インスタグラムのフォロアー数は約2,220万人で、世界でもトップ10に入る。