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Reuters
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掲載日
2016/08/25
2016/08/25
ティファニー、コスト低下と値上げにより予想を上回る増益 売上高は減少
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2016/08/25
2016/08/25
ティファニー(Tiffany & Co)が発表した第2四半期決算は、予想を上回る増益となった。原材料価格の低下と、商品価格の引き上げ、そして利益率の高い商品の売り上げ拡大が牽引した。
しかし、売上高は7四半期連続での減少となり、アナリスト予想平均を下回る結果となった。市場での競争が激しくなる中、観光客消費の減速が影響した。
第2四半期の純利益は1億570万ドル(約 106億3100万円)で、前年同期の1億490万ドル(約105億5000万円)から大きく伸びる形に。トムソンロイターI/B/E/Sのアナリスト予想平均では 、8980万ドル(約90億3100万円)に落ち込むだろうと見られていた。
販売費及び一般管理費はマーケティングコストの低下により4.3%減。売上総利益率は59 .9%から61.9%と伸びた。
16年通期業績予想については据え置き、1桁台前半の減収と一株当たり当期純利益の1桁台中盤程度の減少を見込む。
また、銀、金、プラチナといった貴金属の価格が低下したことで、通期の収益性にも影響が出てくるだろうとEdward Jonesのアナリスト、Brian Yarbrough氏は見ている。
売上高は5.9%減の9億3160万ドル(約936億9400万円)で、アナリストの予想平均9億3474万ドル(約940億1000万円)を下回った。既存店売上は8%減。
(2016年8月25日現在、1米ドル=101円で換算)
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