アバクロンビ―&フィッチ、第3四半期は純利益73％減

　アバクロンビ―&フィッチ（Abercrombie & Fitch）の第3四半期業績は、既存店売上高が予想を下回った。特に「ホリスター（Hollister）」ブランドの需要が落ち込んだことが影響した。

　フラン・ホロヴィッツ（Fran Horowits）CEOは、「米国市場は好調だったが、国外の主要市場のいくつかで厳しい状況が見られたほか、運営上の課題も生じたことが全体の業績に影響した」と説明している。
 
　既存店売上高は前年同期比横ばいだったが、RefinitivのIBESデータによるアナリスト予想平均0.30%増を下回った。純利益は650万ドル（約7億900万円）で、前年同期2390万ドル（約26億600万円）から大幅に減少している。

（2019年11月26日現在、1米ドル＝109円で換算）