元アメアパCEOダブ・チャーニーが手掛ける「ロサンゼルスアパレル」日本展開スタート

　元アメリカンアパレル（American Apparel）のダブ・チャーニー（Dov Charney）が創設した「ロサンゼルスアパレル（Los Angeles Apparel）」が、日本での展開を開始した。神南坂ジャーナルスタンダードでメンズアイテムを期間限定で販売している。

　神南坂ジャーナルスタンダードでは、Tシャツやトートバッグなどをラインナップ。今後の日本展開としては、日本向けの公式オンラインストアに加え店舗での販売を計画しているという。
 
　ダブ・チャーニーはアメリカンアパレルの創設者で元CEO。1989年にスタートし、世界的ブランドに成長させた。2014年6月には取締役会が解雇を決定したことからブランドを去ったものの、後に名誉毀損などで同社を提訴。一時は復権を目指す動きにも注目が集まった。

　同氏が2017年に卸事業として展開をスタートさせた「ロサンゼルスアパレル」は、アメリカンアパレルの創業時のコンセプトとは大きく変わらず、米国内製造をサポートするために製品に使う糸の半分以上をアメリカ産でまかなうなど、国内生産にこだわっている。ベーシックなデザインと豊富なカラー展開も、共通する特徴だ。