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掲載日
2011/12/12
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名和晃平、伊勢谷らが選ぶ 美大生の作品展示「THE SIX 2011」
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2011/12/12
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美大生による総合展覧会「THE SIX 2011」が16日から、ラフォーレミュージアム原宿で開催される。今年6月に東京都現代美術館で個展を開いたプロダクトデザイナー 名和 晃平(なわ こうへい)や、Rebirth Project代表の伊勢谷 友介(いせや ゆうすけ)など9名の特別審査員が展示作品を選抜。全国の美術系大学から選ばれた30作家30作品が会場に展示される。会期は12月18日まで。
「THE SIX」は、2007年から「社会と美大生を繋ぐ」をテーマに開催されている学生主体の展覧会。毎年、様々な手法で社会と美大生の間に接点を設け、より良い社会のあり方や進み方を考えるきっかけを提供している。「THE SIX」では、展覧会の開催に向けて作品を選抜していくコンペティション形式を採用。1次審査のWeb投票に加えて、最終選考となる2次審査では特別審査員を招き展覧会への出展権利を得る最終組を決定する。
5度目の開催を迎える「THE SIX 2011」では、日常に溶け込むアートの可能性を目指してヘアサロンやショッピング、カフェなど様々なショップが並ぶ原宿を会場の舞台に設定。作家への意見投書箱の設置やトークショーの開催など、作家と来場者がコミュニケーションをとるきっかけとなる空間作りを目指す。2次審査の特別審査員を務めたのは、「Pass The Baton(パス ザ バトン)」を手がけるスマイルズの代表取締役社長 遠山 正道(とおやま まさみち)、料理家のケンタロウ、脳科学者の茂木 健一郎(もぎ けんいちろう)、プロダクトデザイナーの坪井 浩尚(つぼい ひろなお)、東京・六本木の森美術館館長 南條 史生(なんじょう ふみお)など9名の著名人。会場では、「3.11」からインスピレーションを受けたファインアートや木製素材で作られたハイヒール、約2万7,000本の画鋲で制作されたシロクマのオブジェなど、「社会」「生活」「自然」「文化」「人間」の5テーマに分け選抜された30組30作品が一堂に会する。開催に向けて、担当者は「アクセス良く刺激的な街・原宿で、アートに対する壁や先入観を取り払い、気軽にアートを楽しむきっかけとなってもらえれば」とコメント。入場は無料。
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