良品計画が、1983年に路面店第1号店として誕生した「無印良品青山」をリニューアルし、11月11日に「Found MUJI 青山（ファウンド ムジ 青山）」をオープンする。「Found MUJI 青山」では、これまでの「無印良品」通常店舗から一新し無印良品が展開する「Found MUJI」のアイテムのみを展開。「Found MUJI」に特化した店舗は初となる。

http://www.muji.net

　「無印良品」は、創業当時から"ゼロからつくりあげる"ことよりも日常生活の中から"探す"、"見つけ出す"ことを基本にモノづくりをしてきた。2003年にこの概念を言葉に表したのが「Found MUJI」。永く廃れることなく活かされてきた"いい日用品"を世界中から見つけ、そこに「無印良品」ならではのエッセンスを加えることで製品を展開してきた。現地で作られた品をそのまま調達し商品として展開しているものも多数あるという。

　1号店としてオープンした「無印良品青山」は、これまで店内面積102㎡の小型ショップとして商品を限定し運営を続けてきた。今回は、「無印良品」一部店舗で展開される「Found MUJI 」のアイテムを全てラインナップしたショップとしてリニューアルすることが決定。"「感じ良いくらし」はアイテム数の充実や機能性の追求だけではなく、その対局にあるような手仕事で作られる温もりのあるモノと、それを使う人々の暮らし、文化をも大事にしたい"との想いから「Found MUJI」の活動の成果を1つの店舗に凝縮した。世界中から「見つけた」日用品を紹介することでその良さを「見つけてもらう」ことを目的とした、情報提案型の新しい店舗としてスタートする。