ドイツ・デッセルドルフで年2回開催される世界最大規模の靴見本市「GDS」が、2013年に「GDSアジア」を開催する。同見本市主催者が6月24日、マドリードで明らかにした。イタリア・ミラノで同じく年2回開かれる靴見本市「Micam」も今後、中国、ロシア、米国で開催することを発表している。

　「GDSアジア」の開催地候補としては上海が有力視されているが、より広い客層を集めるために上海と北京の2都市を拠点とする可能性もあるという。「GDS」を主催するメッセ・デュッセルドルフは、アジア開催に向けて中国百貨商業協会（CCAGM）と提携。CCAGMは子会社のIgedoを通じて、コレクション・プルミエール・モスクワ（CPM）やコレクション・プルミエール・イスタンブール（CPI）の開催にも携わってきた。　プルミエールヴィジョン、 インターテキスタイル、ミラノ・ウニカ、アウトドア見本市、Ispoをはじめとする数々の欧州見本市に続き、GDSも中国に進出することとなる。

　なお、次回のGDSは、9月5〜7日にデュッセルドルフで開催される。