2019/05/28
カール・ラガーフェルドの追悼イベント、6月20日にパリで開催
2019/05/28
「シャネル(Chanel)」、「フェンディ(Fendi)」、「カール・ラガーフェルド(Karl Lagerfeld)」ブランドが共同で、6月20日にラガーフェルドの追悼イベント「Karl for Ever」をパリにて開催する。
ラガーフェルドが「シャネル」のランウェイ会場として好んで利用していたグランパレで開かれる予定で、午後6時半から開始予定だ。
「カールの芸術家としての功績と、他に類を見ないクリエイティビティへのトリビュートとなる。彼の才能はファッションを超え、デザイン、写真、出版、イラスト、建築にまで及んだ」と3ブランドは共同で発表している。
カール・ラガーフェルドは1965年から「フェンディ」でデザインを手掛けており、これは大手メゾンの中でも記録的に長い任期だ。1982年には「シャネル」再興のため起用され、その翌年には自身のブランドを設立。イベントでは、さらに「クロエ(Chloé)」のクリエイティブディレクター時代にも少しフィーチャーするという。
演出はロバート・カーセン(Robert Carsen)が手掛け、友人から仕事仲間まで世界中からあらゆるゲストが集うことになる。
「才能にあふれ、創造に身を捧げた完璧なアーティスト。どうすればこのカール・ラガーフェルドの人生を称えることができるだろう?過去からインスピレーションを得ながら常に未来を見据えているルネサンス的な人物だった。彼の生涯を通じて残っている映像や、様々な分野で関わった人たちの短いインタビューだったり、あるいは親交のあった俳優やミュージシャン、ダンサーが彼の愛した作品を演じることで、カールへのオマージュを捧げる」とカーセン。
巨大スクリーンでのビデオ上映だけでなく、ダンサー、ミュージシャン、歌手、俳優などがラガーフェルドの愛した作品にフィーチャーしたパフォーマンスを披露する。
カール・ラガーフェルドは今年2月19日に死去し、葬儀はパリ郊外ナンテールにて関係者のみでひっそりと執り行われた。
しかし、今回の「Karl for Ever」イベントには2500人近いゲストが招かれる見込みだ。
不許複製・禁無断転載
© 2024 FashionNetwork.com