「House Of Holland（ハウス・オブ・ホランド）」がMetailと提携して、英国で初となる3D画像技術を駆使したバーチャル試着サービスを2015年春夏コレクションのランウェイショーに導入する。オンラインで発表される新作をユーザーオリジナルのアバターに着せることができるサービスで、オーダーも可能。ショーは、日本時間の9月14日の深夜2時30分から行われる。

　今回「House Of Holland」が英国で初めてランウェイショーに導入するバーチャル試着サービスは、オンラインショッピングを円滑に行うために開発されたシステムで、「MeModel」と呼ばれるアバターは、身長やバストサイズ、髪型や肌のトーンなどの情報を入力することで作成可能。商品画像をクリックすることで試着画面に飛ぶことができ、サイズ選択に加え、商品の購入もサイト内で行える。

　「House Of Holland」は、エディター出身のヘンリー・ホランドが立ち上げたブランド。カラフルでポップな色使いとロックをミックスしたデザインが特徴で、DHLとIMG Fashionによるデザイナー支援プログラム「DHL Exported」を今年5月に受賞。10月に開催される「Mercedes-Benz Fashion Week TOKYO（メルセデス・ベンツ ファッション・ウィーク 東京）」に参加し、ロンドンで発表する新作を違った形で披露するという。