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fashionsnap
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掲載日
2015/10/09
2015/10/09
移民・難民から着想したファッション写真が物議 作者がホームページから削除
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2015/10/09
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ハンガリーのファッションフォトグラファーNorbert Baksaが移民や難民から着想した写真を発表し、物議を醸している。批判が続出したことで同氏は自身のホームページに掲載していた同作品を取り下げたが、「異なる観点からこの状況を判断してもらいたかった」と真意を明かしている。
Norbert Baksaは「エル(Elle)」や「コスモポリタン(Cosmopolitan)」など様々な雑誌やファッションブランドの広告で活躍。今回発表した作品シリーズ「DER MIGRANT(意味)」はヨーロッパで問題になっている移民・難民から着想を得たといい、頭にスカーフを巻き、前が大きくはだけたシャツをまとった女性モデルが移民の流入を阻止するフェンスの傍で自撮りのポーズをしている写真などが公開された。SNSでは批判が相次ぎ、掲載から48時間以内に削除。AFPの取材によれば、Norbert Baksaは第2次世界大戦以来最悪の欧州移民危機についてメディアの報道を「不完全」と批判しており、「事態は非常に曖昧で、この曖昧さを表現したかった」とコメントしている。
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