東レ、純利益見通しを上方修正

　東レは10月30日、2014年上半期（4-9月期）連結業績の利益見通しを上方修正した。純利益見通しは、従来予想の250億円から412億円へと引き上げた。

　関連会社である日本バイリーンに持ち分法を適用することで投資利益が膨らんだことと、関連会社株の売却に伴い税負担が軽減したことが理由であるとしている。

　営業利益は従来予想の500億円から513億円へと上方修正。炭素繊維の売上が好調だったことが奏功した。

　一方、上半期売上高は従来予想の1兆円から9479億円へと下方修正した。前年同期の売上高は8540億円、純利益は294億円、営業利益は443億円だった。

　2014-15年上半期の連結業績は、11月6日に発表される予定だ。