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アジア・太平洋地域のEC市場、今後5年間で倍増の見込み

掲載日
2016/03/07

 中国、日本、韓国、インド、オーストラリアのアジア・太平洋地域のEC市場は、今後5年間で大きく拡大する見込みだという。


 フォレスター(Forrester)のリサーチによると、オンライン小売市場の規模は、15年の7330億ドル(約83兆2500億円)から、5年後の20年には1兆4000億ドル(約159兆円)と、倍近くになる予想だ。
 
 この『2015~20年アジア・太平洋のオンライン小売市場予想(Asia Pacific Online Retail Forecast 2015 to 2020)』レポートでは、上記地域のECマーケットにおける今後5年の動向とキートレンドが分析されている。

 執筆者の1人、Eビジネスとチャネルストラテジーのアナリストであるリリー・ヴァロン(Lily Varon)は、中国の経済減速にもかかわらず、同国のEC市場は成長し続けるだろうとの見方をフォレスターのブログ内で示した。
 
 15年、中国は初めて米国を追い抜き、世界最大のEC市場となった。しかし同時に、同国の経済は09年以来初めて成長率7%を切っている。それでも、日本や韓国といった成熟市場に比べれば、EC市場は非常に安定した割合で拡大し続けていると言えるだろう。
 
 また、規模自体は未だ大きくないが、速度としてはインドが最も急な成長を見込まれており、同予想内では、EC市場規模は20年までに5倍以上に拡大するという。しかし、ロジスティクスやラストワンマイルの問題、そして根強く残る現金支払いの文化など、EC発展の課題も残るとヴァロン氏。
 
  日本、韓国、オーストラリアは既に成熟したEC市場を持つが、共通しているのは、高速インターネットとブロードバンドの普及、オンライン消費者の数と1人当たりのオンライン消費額の高さといった点だ。

一方で、もちろん各市場に固有の性質も存在する。EC事業参入の際には、サービスや商品を熟慮する必要があると、同レポートは述べている。
 

(2016年3月7日現在、1米ドル=114円で換算)

 

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