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アディダス、サプライチェーンの問題が成長に影響

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Reuters
掲載日
today 2019/03/13
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 アディダス(Adidas)は、サプライチェーンの問題が上期の決算に影響を及ぼす可能性があると発表した。特に北米での成長への打撃が懸念されるが、欧州ではナイキ(Nike)とのシェア争いに持ちこたえ、再び増収へと転じたい考えだ。


 次々と新商品を投入し、サッカーのW杯でも複数のチームのスポンサーとなっているナイキは、欧州で徐々にシェアを拡大しつつある。逆にアディダスがナイキのホームグラウンドである北米市場で勢力を伸ばし始めたのは数年前のことだ。
 
 2018年には8%の増収となったが、2019年に関しては為替の影響を除いた成長率5~8%と減速を見込む。特に中価格帯のアパレル商品需要が高まったため、サプライチェーンに問題が生じ1~2%の減少に繋がる可能性があるという。

 一方、競合相手のナイキは2019年に2ケタ台前半の伸びを予想。プーマ(Puma)も為替調整済の数値で10%の増収を見込んでいる。
 
 「需要の問題だ」とカスパー・ローステッド(Kasper Rorsted)CEOはCNBCに話した。また、この3年で北米事業の規模を2倍に拡大させたことも指摘。
 
 アディダスは毎年457型のアパレル商品を発売しており、主にカンボジア、中国、ベトナムで生産を行っている。しかし、サプライチェーンの問題は米中関係の緊張に起因するものではないともローステッドCEOは述べている。
 
 2019年の営業利益率は11.3~11.5%と、前年10.8%を上回る数値を予測。「リーボック(Reebok)」ブランドの黒字転換を受け、2020年に向けて設定していた目標を前倒しした形だ。
 
 第4四半期の売上高は為替調整勘定で5%増の52億3400万ユーロ(約6578億6000万円)、純利益は1億800万ユーロ(約135億7600万円)。アナリスト予想平均は、それぞれ52億ユーロと8800万ユーロだった。
 
 欧州では第4四半期に6%の減収が見られたものの、通期では為替調整勘定でわずかに増収。しかし2019年に関しては再び増収に転じると見込んでいる。

 同地域におけるアディダスの売上は、現在のところ「スタンスミス」や「スーパースター」といったファッションシューズの短期的なトレンドに頼るところが大きく、スポーツのパフォーマンスギアに関しては十分でないという。
 
 第4四半期には「スポーツにインスパイアされた」スタイルの製品が大きく伸びたほか、トレーニング、ランニング製品も堅調に推移したが、一方でサッカーについては減収。前年はワールドカップのユニフォーム需要の恩恵にあずかっていた。
 

(2019年3月13日現在、1ユーロ=126円で換算)
 

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