アバクロンビー＆フィッチ、第3四半期は2倍以上の増益　値下げ制限とコスト削減で

　アバクロンビー＆フィッチ（Abercrombie & Fitch）の第3四半期決算は、減収に歯止めがかかり、粗利益率は2倍以上に伸びた。値下げの制限とコスト削減の結果だという。

　第3四半期の調整後粗利益率は、120ベーシスポイントから63.4%に上昇した。正規価格での販売と、単位当たりコストを削減したことが主な要因だ。
 
　既存店ベースの売上高は1％減。コンセンサス・メトリックスのアナリスト予想平均は2.4%減だった。

　総売上高は3.6%減の8億7860万ドル（約1079億円）。
 
　当期純利益は130％増で4190万ドル（約51億4600万円）、1株当たり当期純利益は60セントとなった。
 

（2015年11月20日現在、1米ドル＝123円で換算）