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2017/02/28
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アルマーニ、競争力向上めざしブランド統廃合

掲載日
2017/02/28

 ジョルジオ・アルマーニ(Giorgio Armani)が、益々競争の激しくなる市場に対応するべく、ブランドを統廃合する。

Emporio Armani - © PixelFormula


 2018年春夏シーズンからは、5つあったブランドを3つに集約すると発表したアルマーニ社。メインの「ジョルジオ・アルマーニ(Giorgio Armani)」、セカンドライン「エンポリオ・アルマーニ(Emporio Armani)」、そしてカジュアルブランド「アルマーニ・エクスチェンジ(A/X Armani Exchange)」に絞っていく予定だ。
 
 非常にクラシックなアイテムを揃えたラグジュアリーライン「アルマーニ・コレッツィオーニ(Armani Collezioni)」と、若い顧客に向けた「アルマーニ・ジーンズ(Armani Jeans)」は、「エンポリオ・アルマーニ(Emporio Armani)」に吸収される形となる。先日ミラノで発表された「エンポリオ」ラインの最新コレクションでは、スポーティーなルックにフォーマルウェアなど別の要素をミックスし、アーバンなスタイルを見せた。

 発表資料では、「販売体制の効率化のため」戦略を変更するに至ったと説明されている。アルマーニグループはこの数十年間、世界各国に密な販売網を築いてきた。2015年時点で世界に展開する店舗数は、「エンポリオ・アルマーニ」が338店、「アルマーニ・コレッツォーニ(Armani Collezioni)」が754店、そして「アルマーニ・ジーンズ」が880店となっている。今回の方針変更に伴い、これらの店舗の一部閉鎖もあり得るのだろうか?
 
 アルマーニグループの15年の売上高は、前期比4.5%増の26億5000万ユーロ(約3148億4700万円)と、前年に比べてやや減速した。16年の業績は未だ発表されていないが、5%の減収が見込まれている。また、17年に関しても、「厳しい」年になるだろうとの見解を示した。
 
 ショーの最後に登場したジョルジオ・アルマーニは、今回の変更が「恐れるようなものではない」ことを強調、市場と顧客の要求に応えるためだと説明している。「『エンポリオ』の名前は様々な現実を包括することになる。そこに行けば全てが見つかるような、アイディアを凝縮した存在になるはずだ。色々なスタイルやセンスを提案することで、幅広い層に満足してもらえるブランドをめざす」とアルマーニ。
 
 インテリアブランドの「アルマーニ/カーザ(Armani/Casa)」とオートクチュールライン「アルマーニ・プリヴェ(Armani Privé)」は、再編成後も引き続き展開していくという。
 

(2017年2月28日現在、1ユーロ=119円で換算)

 

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