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2013/10/17
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アンリアレイジ「サイズが変わる服」を開発 <2014年春夏コレクション>

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fashionsnap
掲載日
2013/10/17

 「Anrealage(アンリアレイジ)」が10月16日、「Size(サイズ)」をテーマに2014年春夏コレクションを発表した。東京のラフォーレミュージアム六本木で開催されたランウェイショーでは、ステージ上でモデルが着用している服を自動で縮ませ、観客を驚かせた。


 服の形や概念について再考し新しい服作りに挑戦しているデザイナー森永邦彦が手がける「Anrealage」は今回、大きさやフィットの調整を可能にした「サイズを持たない服」を発表。これまでも「Anrealage」のコレクション制作に携わってきたマッドスネイルと、ダイヤル式の調節機能を開発した。ショーの前半は、柄やディテール、そしてレイヤードする服の大きさがちぐはぐのモデルが2体ずつ登場。中盤では、体型が異なる3体のモデルが同じ服を着用し、自動でサイズを縮ませることでそれぞれの体型にフィットさせた。後半は、白と黒のモノトーンを基調にしたシャツワンピースやジャケット、ボトムスなど、一着の服を異なるスタイルで見せた。ショーでは自動で服のサイズを変えたが、実際は1つのダイヤルを手動で回すことによって内部に張り巡らされた糸が伸縮し、着丈や身幅、袖丈などを一気に調整できる構造になっているという。同時にギャザーやドレープが寄ることで、フィットやデザイン性も変化する。




 ショーの終了後、自らコレクションの種明かしをした森永邦彦は、前シーズンも「Color(カラー)」をテーマに光によって色が変わるコレクションを発表するなど「服を構成する要素に興味が向いていた」ことから、今回の「Size」というテーマに取り組んだという。同じ服でもSMLなどのサイズによって着る人を限定することに対して「人と服の距離を縮めたい」という思いから、その人が着たい形に調整したりスタイリングを決められる「着る人に委ねる服」を目指した。表記は「ノーサイズ」。色やサイズの壁を超えることに挑戦した森永邦彦は、「服にはあらゆる可能性がある」と話している。

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