イザベル マランで学んだデザイナーの新ブランド「フォトコピュー」がデビュー、シルエットの作り込みを追求

 「イザベル マラン(Isabel Marant)」で経験を積んだ竹内美彩によるウィメンズウェアブランド「フォトコピュー(Photocopieu)」が、2019年秋冬シーズンにデビューする。ワンピースを中心に独自のシルエットを追求しており、デビューシーズンは全28型を展開する。

2019年展示会の様子 - Image: Photocopieu

  竹内は東京で4年間企業のデザイナーを経験し、神戸ファッションコンテストの受賞がきっかけでLa Chambre Syndicale de la Couture Parisienne(パリ・クチュール組合、通称サンディカ)校に留学。卒業後はイザベル マランや「ヴェロニク ルロワ(Veronique Leroy)」でデザイナーの経験を積んだ。帰国後に自身のブランドとしてフォトコピューを立ち上げた。ブランド名はフランス語でコピー機を意味する「フォトコピュール」に着想した造語で、量産服でありながらオリジナルの要素を反映した服作りをしたいという思いが込められている。同ブランドでは、ワークウェアの実用性やタフさを現代の女性が着られるモダンなデザインに落とし込み、パリで学んだ"シルエットを作り込む"技術を用い、肩やウエストのディティールを工夫することで独特のフォルムながらデイリーに着用できるウェアを製作している。
 
 デビューシーズンのテーマは「Soft Edge」。女性の自立したいという意思と、不安定で弱気な感情のアンバランスさに魅力的な奥行きを見出し、コレクションに投影させたという。ブランドのシグネチャーとして展開するワンピースはラインナップ豊富に11型を揃える。ダブルフェイスシルクのワンピースの肩は立体裁断で仕上げ、程よいボリュームで肩周りを強調しつつ素材の落ち感や光沢感でエレガントを意識。ワークウェアから着想し、ステッチやブランドタグを目立たせたという。ワンピースではこのほか、シルク100%ながら製品洗いを施すことでホームケアが可能なプリーツモデルや、シルクリネンで仕上げたモデルなどを製作。ワンピースの価格帯は4万円代〜7万円代。そのほか、ニットやジャケット、オーガニックコットンのカットソー、パンツなども揃える。バッグやウォレットチェーンといった小物は1万円代から用意し、カシミヤウールのコートは9万2,000円。コレクションのカラーパレットは、肌色に馴染むヌーディーなピンクや淡いイエローに加え、アクセントとしてレッドを散りばめたほか、ブラックを女性の魅力を引き出す色として採用した。
 
 バイヤー向けに開催した展示会は好調で、伊勢丹新宿店本館3階 リ・スタイルやミッドウエストなど約14店舗での取り扱いが決定。今後もワンピースを主軸にコレクションを発表していく。
 

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