イッセイ ミヤケ、色が変わる電子ペーパー製バッグをソニーと共同開発

  デザイナー宮前義之が手掛ける「イッセイ ミヤケ(Issey Miyake)」が、パリ12区に位置するle Studioで2017年春夏コレクションを発表した。テーマは、小世界を意味する「Microcosm」。バッグの素材に使用した電子ペーパーはソニーのプロジェクトチーム「ファッションエンタテインメンツ(Fashion Entertainments)」、シューズは「ユナイテッドヌード(United Nude)」とそれぞれ共同開発した。

Issey Miyake SS17 - © PixelFormula

 宮前がデザイナーに就任して11シーズン目の「イッセイ ミヤケ」は、小さな種が木となって実を結ぶように、小さなきっかけから繰り返し進化していくものづくりをコレクションで表現した。ショー音楽は、「Open Reel Ensemble」のメンバー和田永、吉田悠、吉田匡に加えて、Sébuhirokoがキーボードで参加。磁気テープを竹に張った"磁楽弓"が弾き出す音楽とピアノの音色が調和し、生命の躍動を奏でた。
 
 ショーの冒頭は、あらゆる素材を自由な形状にカットし熱で貼り合わせることのできる新素材「Cut & Stick」のドレスが登場。続いて布の折り目があらかじめ織り込まれて蒸気で縮めるテクニック「3D スチームストレッチ」や、布に特殊なのりをプリントして高温で膨らませることでプリーツ状の凹凸を作るテクニック「ベイクドストレッチ」など、オリジナルの技術はシーズンを追うごとに進化している。
 
 アクセサリーでは、今回初めて「ファッションエンタテインメンツ」と共同開発し、電子ペーパーをバッグの素材に導入。点滅やグラデーションなど色柄が7パターンに変化する「EB(Electronic Bag)」を発表した。シューズでは新たなプロジェクト「Issey Miyake X Un」が始動。「点・線・面」をデザインコンセプトに、ブロックの塊から削り出されたようなフォルムと構築的なヒールが特徴のカラフルなサンダルを発表した。新作の「イッセイ ミヤケ」2017年春夏コレクションは、2017年2月上旬から展開が予定されている。
 

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