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ウールリッチ、伊WPが株式売却 ゴールドウインは持ち株拡大

掲載日
today 2018/10/24
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 ウールリッチ インターナショナル(Woolrich International)の過半数株をルクセンブルクの投資ファンドL-Gamが取得するが、これを受けて長年の提携先であったイタリアのWPラヴォリ・イン・コルソ(WP Lavori in Corso)およびWPホールディング(WP Holding S.r.l)が全株式を手放すことが確定した。少数株主だったゴールドウインは、持ち株を拡大する。

「ウールリッチ青山店」 - Image: Woolrich


 WPラヴォリ・イン・コルソは30年以上「ウールリッチ」ブランドの欧州・アジアでのライセンスを所有し、2015年にウールリッチ ヨーロッパ(Woolrich Europe)を設立。その後アメリカ支社と合併してウールリッチ インターナショナルができると、その主要株主として経営権を握っていた。また、デザイン面を引き受けていたのもWP社で、他にも「バブアー(Babour)」や「パラディウム(Palladium)」などのライセンス販売も手掛けている。
 
 買収後はL-Gamが過半数株を保有するが、一方でゴールドウインも持ち株数を増やし、両社の間では合弁会社の設立も視野に入れるという。ゴールドウインは昨年ウールリッチ インターナショナルの少数株を取得している。アジア市場での展開強化の一環として、まずは韓国への参入を計画している。

 「L-Gamとの資本提携は現在の経営方針の延長上にあるものだ。同時に、ゴールドウインとの戦略的提携によって、欧州、北米、日本、アジアへ積極的な投資を行い展開拡大を加速していく。5年以内の上場を目指している」とウールリッチ インターナショナルのパオロ・コリナルデージ(Paolo Corinaldesi)社長。
 
 2018年秋冬シーズンからはゴールドウインが主導した日本発の企画として、新ライン「ウールリッチ アウトドア(Woolrich Outdoor)」をローンチしたほか、9月29日には東京の「ウールリッチ青山店」もオープンしている。
 
 「ウールリッチ」のクリエイティブディレクターを務めるアンドレア・カネ(Andrea Canè)も、ブランドのイメージ戦略をミレニアル世代向けにシフトしていくと話した。「幅広い世代に訴求していくため、ライフスタイルとしての提案を拡大していく必要がある」。
 
 

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