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エルメス、2019年も引き続き過去最高を更新 アジアで好調

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AFP
掲載日
2020/02/26
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 エルメス(Hermès)が発表した2019年12月期業績は、売上高が68億ユーロ(約8163億9100万円)と過去最高を記録した。レザーグッズとアジアでの成長がけん引したという。新型コロナウイルスの影響については、考慮に入れるには「時期尚早」としている。

カナダ・バンクーバーの新店舗 - Hermès Canada


 売上高は報告ベースで前年比15.4%の増収、オーガニックグロースは12%で、ファクトセットとブルームバーグによるアナリスト予想平均にほぼ並ぶ結果だった。
 
 純利益は9%増の15億ユーロ(約1800億8600万円)で、営業利益率は34%ととなっている。前年34.8%から比べるとわずかに減少した形だが、これは不利な為替の影響によるものだとしている。

 エルメスのアクセル・デュマ(Axel Dumas)CEOは「すべてのカテゴリ、すべての地域で増収となったことで、素晴らしい業績を達成することができた」と評した。
 
 また、現行年度の新型コロナウイルスによる影響に関しては、「結論を出すには早すぎる」との理由で言及を避けた。同社の売上の半分以上がアジア・太平洋地域でのものだ。
 
 「確かに、(春節という)重要な時期に、重要な国で起きてしまった。中国本土、香港、マカオ、台湾に合計43店舗を出店しているが、一時期は11店舗、現在は4店舗を休業している。今後通常営業に戻る予定はあるが、まだその影響を見定めるには時期尚早だ」とCEO。
 
 2019年度は、日本を除くアジア地域で18%、日本で8%の増収があった。
 
 ここ数日で、パリ証券取引所ではラグジュアリー企業の株が軒並み下落しており、エルメス社の株式も、2月24日時点で3.48%下げた。
 
 「経済、政治、為替の動きの先行きは不透明である」としながらも、恒常為替レートでの成長率は、「十分に野心的な」数字の中期目標を据え置くとしている。
 

(2020年2月26日現在、1ユーロ=120円で換算)
 

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