オンワード樫山のニットシューズが単独ブランド化、年間1万足販売のヒット

　オンワードホールディングス（以下、オンワードHD）が、ウィゴーと資本業務提携を開始したと発表した。効力発生日は2023年5月31日で、出資額は非公開。両者の強みを掛け合わせることによる事業拡大を目的としたもので、オンワードHDは第三者割当増資の引き受けにより、ウィゴーの株を20.27%保有する。

　ウィゴーは「YOUR FAN」をテーマに、ファッション、カルチャー、ライフスタイルを組み合わせて新しい価値を創造し、街や世の中を彩る事を目指している。主要な顧客層は10〜20代のZ世代で、ショッピングセンターをはじめとする全国の商業施設に168店舗を展開。Z世代からの強い支持および高い知名度を得ている。

　資本業務提携により、オンワードHDはウィゴーの強みであるZ世代向けのマーケティングプラットフォームを活用することで新たな顧客層を開拓を目指す。ウィゴーは、オンワードHDの商品や生産プラットフォームおよびECを中心としたデジタルプラットフォームを通じて事業発展を加速していくという。