オンワードHDが代官山に"丘"のような複合施設オープン、飲食からアートまで5感を刺激

 オンワードホールディングス(以下、オンワードHD)が、4月2日に代官山にオープンする新業態施設「カシヤマ ダイカンヤマ(Kashiyama Daikanyama)」の内部を関係者向けに公開した。ガラス張りで開放感のある"丘"をイメージした建物内ではカフェやギャラリー、セレクトショップ、レストラン、バーを営業。5感を刺激する工夫を散りばめつつくつろげる空間を創出し、代官山の新たなランドマークを目指す。

カシヤマ ダイカンヤマ - Image: オンワードホールディングス

 新施設の企画からオープンまで費やした期間は約4年。これまでオンワードHDが培ってきたファション産業のノウハウと、リゾート施設の運営や飲食店といった事業、若手クリエイターの発掘と支援などの経験を活かし、新しい購買体験を提供する施設として立ち上げられた。
 
 同社の廣内武代表取締役会長がプロジェクトリーダーを務め、建築および内装デザインをデザインオフィスNendoの佐藤オオキ、カフェやレストランのフードをSugalabo 須賀洋介代表が手掛けた。このほかファッションとカルチャーの監修として、米セレクトショップ「オープニングセレモニー(Opening Ceremony)」の創設者で、「ケンゾー(KENZO)」のクリエイティブディレクターとしても活動するキャロル・リム(Carol Lim)とウンベルト・リオン(Humberto Leon)が参画している。
 
 カシヤマ ダイカンヤマは、代官山アドレスや「テノハ ダイカンヤマ(Tenoha Daikanyama)」といった商業施設が点在しているエリアで、代官山町14丁目の坂の中腹に位置する。地下1階から地上5階の6フロア構成で、延床面積は約2,465平方メートル。丘の下に城下町がある海外の活気に溢れた街が着想源となり、箱が積み重なったような特徴的な外観となっている。天然の木材や石、鉄を使用し、植栽を建物内外に設置。各階にはテラスと外階段が設けられ、施設内外を散歩するような感覚で買い物を楽しむことができる空間を設計した。
 
 地下1階のカフェは70席を用意。Sugalaboのシェフパティシエ成田一世が焼き菓子やスイーツを監修し、大人から子どもまで楽しめるメニューを提供する。地上4階のレストランは60席を設け、フレンチ料理を中心に旬の食材を使ったコースメニューなどを揃える。5階のバーは世界中から集めたジンを数多く用意。代官山の夜景と東京タワーを望む景観もポイントだという。1階はアート作品の展示やキュレーションスペースとして使用する。
 
 2階と3階は、リムとリオンによるキュレーション型コンセプトショップ。「オープニング セレモニー(Opening Ceremony)をはじめ、「ジル サンダー(Jil Sander)」や「エムエム6 メゾン マルジェラ(MM6 Maison Margiela)」「3.1 フィリップ リム(3.1 Phillip Lim)」といった海外の人気ブランド、「マメ(Mame Kurogouchi)」や「サルバム(Sulvam)」「トーガ(Toga)」などの国内ブランドのほか、アーティストとのコラボレーション商品の展開も予定している。また、若手の発掘やクリエイションの発信にも力を入れ、オープン時には「アキコアオキ(Akikoaoki)」の商品が並び、限定アイテムも販売。今後他の若手ブランドも積極的に取り扱うという。
 
 廣内会長は新施設について、「ECで簡単に商品を買える時代だからこそ、店舗ではガツガツ商品を売るだけではなく、そこに行けば何か発見やくつろぎがあるというイメージを持ってもらうことが大事だと考えた。また、当社がファッションに限らず飲食の基盤もあると示すことができる施設でもある」と説明。また「刺激と憩いの両方を感じることができる全く新しい購買体験を実感してもらえたら」とコメントした。
 

■カシヤマ ダイカンヤマ
オープン日:2019年4月2日(火)
住所:東京都渋谷区代官山町14-18
延床面積:約2,465平方メートル
敷地面積:約1,606平方メートル
営業時間:カフェ(11:00〜21:00)、ファッションフロア(11:00〜20:00)、レストラン(17:30〜24:00)、バー(17:00〜24:00)

 

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