カネボウがYouTubeチャンネルで新コンテンツ「化粧愛。」をスタート　新CMも放映

　カネボウ化粧品の「カネボウ（KANEBO）」がYouTubeチャンネル「【I HOPE.】Ch」を開設し、新コンテンツ「化粧愛。」をスタートした。2023年1月1日からは新CM「希望よ、超えてゆけ。」を放映している。

　「化粧愛。」は、さまざまなバックグラウンドを持つ人の、その人にとっての「化粧とは？」を問いかけることで、その人自身の内面にある想い、希望につながるメッセージを引き出すドキュメンタリームービー。コンテンツは、幻冬舎をパートナーに迎え、話題の書籍をプロデュースしてきた編集者や、CMやテレビ番組、映画など複数の分野で活躍する映像作家などクリエイターが集結し制作した。

　第1回目の出演者は、アーティスト、ドラァグクイーンとして活躍するヴィヴィアン佐藤氏。境界にとらわれない生き方、そして自分自身の内面を表現するような化粧をしてきたヴィヴィアン氏が、鏡と向き合いながら“自分らしさ”を表現する化粧をしながら、その意味について語っている。

　またYouTubeチャンネル開設にあたり、コンセプトムービーを制作。国籍・性別・年齢の異なる100人を起用し、それぞれが思い思いの色で自身の顔を彩り、KANEBOのブランドCMでも使われてきた楽曲「唇よ、熱く君を語れ」にのせて、歌と全身の動きで希望を表現する様子をリレー形式でつないでいる。

　1月1日から放映している新CMは、「希望よ、超えてゆけ。」をメッセージに、美に対するバイアスや、こうあるべきという固定観念に縛られることなく、一人ひとりが自分の気持ちや、ありたい自分の姿をもとに自由に自己表現していくことで、世の中も変わっていく、という思いを込めた。2020年からCM出演しているモデルの中島セナさんのほか、年代も国籍も性別も異なる人々が、さまざまな場所で鏡に向かって化粧する瞬間を連ねている。

■カネボウ：ブランドサイト