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カプリHD、「ヴェルサーチェ」と「ジミー・チュウ」好調 ウイルスの影響で通期予想は下方修正

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2020/02/07

 「マイケル・コース(Michael Kors)」、「ヴェルサーチェ(Versace)」、「ジミー・チュウ(Jimmy Choo)」を所有するカプリ ホールディングス(Capri Holdings)の第3四半期(10-12月)業績は、売上高・利益ともに市場の予想を上回った。一方で、中国の新型コロナウイルス流行の影響を鑑みて、通期予想については下方修正している。

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 2020年度第3四半期のカプリHDの連結売上高は、前年比9.2%増の15億7000万ドル(約1720億8500万円)で、MarketWatchが掲載したファクトセットのアナリスト予想平均15億4000万ドル(約1687億9700万円)を上回った。
 
 主要ブランド「マイケル・コース(Michael Kors)」は5.1%減の12億1000万ドル(約 1326億2600万円)となったが、「ヴェルサーチェ」と「ジミー・チュウ」は堅調だった。

 昨年1月に取得した「ヴェルサーチェ」の売上高は1億9500万ドル(約213億7400万円)。既存店売上高は現行為替レート換算で1ケタ台の伸びを記録しているという。米州およびEMEA地域の双方で2ケタ台の増収となった。
 
 「ジミー・チュウ」の売上高も1.9%増の1億6500万ドル(約180億8500万円)と微増。恒常為替レート換算ではほぼ前年並みとなっている。
 
 カプリホールディングスの純利益は2億1000万ドル(約230億2100万円)、一株当たり当期純利益は1.38ドルで、前年2億ドル(約219億2500万円)、一株当たり1.33ドルから増加。
 
 特別項目を除いた調整済み一株当たり当期純利益は1.66ドルで、アナリスト予想平均1.59ドルを上回った。
 
 「第3四半期に、売上高・EPSともに市場の予想を上回る結果を出せたことを嬉しく思う」とカプリHDのジョン・アイドル(John Idol)会長兼CEO。「最近取得した『ヴェルサーチェ』と『ジミー・チュウ』に関する新しい戦略は継続して成果を出しており、『マイケル・コース』のポジションについても、将来的な成長に向けて正しい道を歩んでいると確信している」。
 
 第3四半期累計期間の連結売上高は、前年同期の38億9000万ドル(約4264億3500万円)から43億6000万ドル(約4778億8000万円)へと拡大したが、一方で利益は5億2400万ドル(約574億3300万円)から3億2800万ドル(約359億5100万円)へと減少している。
 
 また、通期予想に関しては、第4四半期における中国での新型コロナウイルス流行の影響を考慮して下方修正を発表。修正後は売上高56億ドル(約6137億9100万円)、一株当たり利益4.45~4.50ドルを見込む。
 
 同社は今年2月5日の時点で、中国国内に展開する225店舗のうち150店舗を休業しており、営業を継続している店舗に関しても時間を短縮するなど措置を取っている。客足も大きく減少したという。
 

(2020年2月7日現在、1米ドル=110円で換算)
 

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