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fashionsnap
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掲載日
2019/06/26
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キム・カーダシアンが立ち上げた下着ブランド「キモノ」が"文化の盗用"と物議、商標出願に懸念も
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2019/06/26
2019/06/26
キム・カーダシアン・ウェスト(Kim Kardashian West)が、新シェイプウェアブランド「キモノ(Kimono)」を立ち上げた。日本国内では、その名称が日本の伝統衣装である「着物」を想起させることに加え、商標登録の申請を行っている点が物議を醸している。

新ブランドはインナーウェアをメインに、様々な肌のトーンに合うよう9色を展開。サイズはXXSから4XLまで幅広く揃える。ブランドの立ち上げに合わせて開設されたインスタグラムの公式アカウントでは、スリットが深いドレスやスカートのインナーにも使えるよう片足だけ丈を短くしたガードルなどのアイテムを公開している。キムは新ブランドの構想に15年を費やしたという。
日本にルーツを持たないキムが「Kimono」の名称を用いることについて、SNSでは「キモノは日本の伝統衣装でアンダーウェアではない」「本来の着物という存在がどんどん薄れていく」といった文化盗用を指摘する声が日本国内にとどまらず海外からも相次いでいる。なお、キムはブランド名の「Kimono」について着物との関連性を名言していないが、過去に発表した絵文字アプリでは自身の名前"Kim"をもじって「Kimoji」と名付けていることから、新ブランドの名称も自身の名前に由来しているとみられている。商標登録の申請が受理された場合、海外で「Kimono」という名称を使った商品の販売が難しくなるといった懸念もあり、受理の可否に注目が集まっている。
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