ギャップ、基幹ブランドが不調

 ギャップ(Gap)グループが発表した第2四半期決算は、基幹ブランド「ギャップ」の既存店売上高が予想以上に落ち込んだ。ギャップ株は23日のアフターマーケットで7%近く下げた。

Gap Inc.

 開店から1年以上経過している「ギャップ」店舗の売上は5%落ち込んでおり、トムソンロイター I/B/E/Sのアナリスト予想2.55%減を上回る減収率となった。
 
 他のファストファッションとの競争が激化するなか、「ギャップ」ブランドの商品展開はやや魅力に欠け、新鮮なものを打ち出す力が十分ではないと語るのは、GlobalData Retailのニール・サンダース(Neil Saunders)マネージングディレクターだ。
 
 「(新鮮さがなければ)店へ足を運んで商品を購入する気が起きないものだ。『ギャップ』は定価販売に苦戦しており、購買を促すためには継続した値引きに頼らざるを得ない。これは健全とはいえない」と同氏。
 
ギャップのアーサー・アペック(Arthur Peck)CEOは、サプライチェーン見直しに引き続き注力していくとしている。
 
 「堅調な『オールドネイビー(Old Navy)』をはじめ、伸長している『アスレタ(Athleta)』、そして引き続き回復傾向の『バナナリパブリック(Banana Republic)』を支えるためにも重要な要素だ」とペックCEOは電話会議で述べた。
 
 グループの第2四半期業績は売上高が7.5%増の40億9000万ドル(約4554億8700万円)で、アナリスト予想平均40億1000万ドル(約4466億4000万円)を上回った。
 

(2018年8月24日現在、1米ドル=111円で換算)
 

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