グンゼが再生医療に本格参入、軟骨再生基材「コンドロベール」開発

 グンゼが、ポリグリコール酸(PGA)を材料とした吸収性の軟骨再生基材「コンドロベール(Chondroveil™)」を開発し、欧州でCEマーキングの認証を取得した。同社は今回の開発を機に、再生医療に本格参入する。

Chondroveil™ - Image: グンゼ

 グンゼはメディカル分野での研究開発を1985年にスタート。これまで培ってきた繊維や高分子の技術を応用し、縫合糸や組織補強材、骨接合材、人工真皮など「生体吸収性」に着目した医療機器を展開している。
 
 欧州で今秋から販売を開始予定で、マイクロフラクチャー法を用いた手術の際に患部に貼り付けることで、軟骨が再生するための足場として機能する。培養した細胞を用いることなく、基材と体内にある自らの細胞のみで軟骨を再生。最終的には加水分解され、約15週で体内に吸収されて徐々に自己の軟骨様組織に置換される。軟骨欠損や変形性膝関節症の新たな治療法として、コンドロベールの早期実用化を目指すという。

 

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