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掲載日
2020/03/10
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コーチのジョシュア・ シュルマンCEOが退任、親会社会長が当面の間指揮へ
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2020/03/10
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「コーチ(Coach)」が、社長兼最高経営責任者(以下、CEO)を務めていたジョシュア・ シュルマン(Joshua Schulman)の退任を発表した。

シュルマン氏はニーマン・マーカス・グループの高級百貨店バーグドルフ・グッドマンで社長を務めたのち、2017年4月に同職に就任し、3年間在職。シュルマン氏がコーチを去った後、後任が決まるまで当面の間はコーチの親会社タペストリーの現会長兼CEOのジデ・ザイトリン(Jide Zeitlin)がブランドの指揮をとる。
ザイトリン氏はゴールドマン・サックス(Goldman Sachs)出身で、2014年に会長に就任。昨年秋からタペストリーのCEOも兼務しており、今回、同氏の今後3年間の続投も同時に発表された。
コーチのほか「ケイト・スペード ニューヨーク(Kate Spade New York)」や「スチュアート ワイツマン(Stuart Weitzman)」を擁するタペストリーは2月に発表した2020年第2四半期の売上は18.2億ドル(約1,897億円)と前年同期比1%増。北米市場が売り上げを牽引したものの、香港ではデモ、日本では増税が業績に響いた。また、感染が拡大する新型コロナウイルスが店舗閉鎖など中国市場に多大なダメージを与えているといい、上半期に2〜2.5億ドル、また状況が悪化すればそれ以上の影響が出るとしている。
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