サルヴァトーレ・フェラガモ、2019年上期は増収転換

 この2年間伸び悩んでいたサルヴァトーレ・フェラガモ(Salvatore Ferragamo)だが、2019年上期は増収に転じ、再編が実を結んだことを示した。

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Salvatore Ferragamo - printemps-été 2020 - Menswear - Florence

 2019年1-6月の純利益は2.4%増の6000万ユーロ(約72億6100万円)で、ファクトセットのアナリスト予想平均を上回った。
 
 また、売上高は4.6%増の7億500万ユーロ(約853億1200万円)で、やはり市場の予想より高い数字を記録。第2四半期(4-6月)の増収率は4.9%だった。
 
 ブランドのポジショニングに苦戦していたフェラガモ社は、2018年度に3.4%の減収を計上。純利益も前年よりさらに21.1%落ち込んでいた。
 
 こうした状況の改善を目的に大規模な再編を行い、シューズでのポジショニングを固めるとともにその他の商品カテゴリも強化してきた。
 
 昨年には、ケリング(Kering)出身のミカエラ・ル・ディヴェレック・レンミ(Micaela Le Divelec Lemmi)を新CEOに迎えている。
 
 ヨーロッパの停滞や米中貿易戦争、英国EU脱退問題といった不安定な状況が続くなか、今年始めからこうした再編の成果が現れ始めていた。
 
 地域別に見ると、売上構成比39.3%を占める主要市場のアジア・太平洋地域では、8.1%の増収があった。特に中国の直営店売上は17.4%と大きな伸びを見せている。
ヨーロッパ・中東・アフリカの売上高は3%増、中南米は13.4%増となったが、日本は0.1%増、北米は0.4%増と横ばいだった。
 
 カテゴリ別の業績は、主格事業であり売上の42.2%を占めるシューズの売上が4.1%増、レザーグッズ(売上構成比39.9%)が6.9%増、そしてそしてフレグランスが7.8%増となっている。
 
 フェルッチオ・フェラガモ(Ferrucio Ferragamo)が会長を務めるフェラガモグループは、過半数株を創業者一家が保有しており、会社を売却する意思がないことを何度も表明している。
 

(2019年7月31日現在、1ユーロ=121円で換算)

 

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