×
By
AFP
掲載日
2019/10/22
シェアする
ダウンロード
記事をダウンロードする
印刷
印刷
テキストサイズ
aA+ aA-

スウォッチグループ、「カルバン・クライン」とのライセンス終了

By
AFP
掲載日
2019/10/22

 スイスのウォッチメーカー、スウォッチグループ(Swatch Group)は、「カルバン・クライン(Calvin Klein)」とのライセンス契約を終了する。期間満了後は更新しない意向だという。「『カルバン・クライン』経営陣における最近の不安定な動き」が理由だとスウォッチ側は説明している。

Calvin Klein


 スウォッチグループは22年にわたって「カルバン・クライン」のウォッチをライセンス生産してきた。契約期間は「近いうちに」満了になるとだけ発表があったものの、グループは詳細を伏せている。
 
 「カルバン・クライン」親会社のPVHコープ(PVH Corp)は、他に「トミー・ヒルフィガー(Tommy Hilfiger)」などのブランドを展開しているが、今年1月に再編プログラムを打ち出している。ニューヨーク・マディソンアベニューの旗艦店閉鎖をはじめ、売上が下がり続ける「カルバン・クライン」ブランドのポジショニング見直しを図ってきた。

 一方のスウォッチグループも、「ティソ(Tissot)」、「ロンジン(Longines )」、「オメガ(Omega)」といったブランドを展開している。「カルバン・クライン」のライセンス契約は1997年に締結したもので、2004年には対象をジュエリーにまで広げている。
 
 「『カルバン・クライン』経営陣の不安定な動きが理由に挙げられているが、それに加えてファッションウォッチカテゴリの落ち込みを受けたものだと我々は考えている」とVontobelのアナリスト、René Weberは解説する。
 
 「カルバン・クライン」はスウォッチグループのファッションウォッチ部門でも核となるブランドだった。商品単価は150~300スイスフラン(1万6000~3万3000円)程度だ。しかし競争が激化するこのカテゴリで、最近では中国で生産を行うブランドやスマートウォッチなどに押されていたと同氏。
 
 今回の契約終了に伴うスウォッチグループの連結業績への影響は軽微だとも話した。ブランドごとの売上高は公表されていないが、René Weberアナリストの見込みでは、「カルバン・クライン」とのライセンス収益は1億6000万スイスフラン(約175億6700万円)程度で、これはグループ全体の売上高の2%にあたる。
 

(2019年10月22日現在、1スイスフラン=110円で換算)
 

無断複製・無断転載禁止
© 2021 Agence France-Presse
この記事(もしくはこのページ全体)にある情報は、フランス通信社の権利下にあります。 フランス通信社の許可なくこれらの情報を複製・編集・転載・翻訳・商業利用・その他再利用することは硬く禁じられています。フランス通信社は、遅延・誤り・ 遺漏、あるいはこのページの情報を元に行われた行為やその結果に対して、一切の責任を負いかねます。