モデルのカーラ・デルヴィーニュ（Cara Delevingne）が、「タグ・ホイヤー（TAG Heuer）」の新アンバサダーに就任した。タグ・ホイヤーでは、オンラインコンテンツを多用する若い世代の代表的なイットガールとされているカーラ・デルヴィーニュを起用することで、同世代への発信を強化していく。

　今回のアンバサダー新任を記念してタグ・ホイヤーは、歴史あるパリの美術学校「エコール・デ・ボザール」を舞台にパーティーを開催。カーラ・デルヴィーニュの人差し指に描かれているタトゥーと同じライオンが、ケージに入った状態で登場する演出も行われた。

　本社のCEOでLVMHウォッチ社長を兼務するジャン-クロード・ビバー氏は、「思い切りがよく、かつ大胆な現代の若い人たちに向けて常識に挑む強さをもち、 エレガントさを兼ね備えたミューズを必要としていた」とコメントを発表。同ブランドのアンバサダーは、テニスの錦織圭やマリア・シャラポワ、サッカーのクリスティアーノ・ ロナウドらスポーツ選手も務めている。

　1992年にロンドンで生まれたカーラ・デルヴィーニュは、2009年にモデルとしてのキャリアをスタートさせ、これまでに様々なブランドのランウェイショーや広告ヴィジュアルに出演。キーラ・ナイトレイ（Keira Knightley）らと共演した映画「アンナ・カレーニナ」ではスクリーンデビューも果たしている。