ダッパー・ダン、「グッチ」の人種差別セーター問題に言及

 「グッチ(Gucci)」の商品が黒人差別を想起させるとして批判を浴びた問題に対し、ハーレムの伝説的テーラー、ダッパー・ダン(Dapper Dan)がコメントした。

Facebook: Dapper Dan
 
 黒地に赤い唇が描かれ"ブラックフェイス"を連想させるとして物議を醸した「グッチ」のタートルネックセーターは、すでに販売が中止されている。
 
 ダッパー・ダンは2017年に「グッチ」とコラボレーションをしたこともあるが、自身のインスタグラムアカウントでブランドの責任を追及し、今後について直接話し合う姿勢を示した。
 
 「『グッチ』のCEOはイタリアからNYのハーレムまで会いに来ることに合意したし、コミュニティのメンバーや業界の重要人物が集まる。責任のないインクルーシブ(共生)はあり得ない」。
 
 「私はブランドである前に一人の黒人男性だ。また一つブランドが過ちを犯した。言い訳や謝罪でこうした侮蔑を消し去ることはできない」。
 
 人種差別的な商品で批判を浴びているファッションブランドは何も「グッチ」だけではない。最近では「プラダ(Prada)」のキーホルダーがやはり"ブラックフェイス"に類似しているとして物議を醸したほか、以前には「H&M」が「ジャングルで一番クールな猿」と書いたスウェットを黒人の少年に着せてサイトに掲載したことが問題となった。
 
 スパイク・リーをはじめ、T.I.やソウルジャ・ボーイといったラッパーは「グッチ」と「プラダ」製品のボイコットを呼びかけている。
 
 先週、「グッチ」は商品の販売を停止すると共にツイッターで謝罪を掲載し、「『グッチ』のチームにとっても大きな教訓となりました」と綴った。
 
 「『グッチ』は『バラクラバジャンパー』によりご不快な思いをさせてしまったことを深くお詫びいたします。多様性は何よりも尊重されるべきであり、意思決定の際の最優先事項であるべきだと考えています」。

 

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