デサント、中国に合弁会社設立 「アリーナ」ブランドの拡大図る

 デサントが、中国における「アリーナ」ブランドの販売やマーケティングを担う合弁会社「阿瑞娜(上海)实业有限公司 / Arena (Shanghai) Industrial Co., Ltd.」(仮名称)を設立する。
「アリーナ」公式サイトより - Arena

 現地子会社である上海迪桑特商業有限公司(以下、SDC)を通じ、合弁先の新灃集團有限公司/Symphony Holdings Limited(以下、SHL)の中国子会社と2016年12月末に設立する予定で、出資比率はSHLが70%、SDC が30%。
 
 デサントは、スイムブランド「アリーナ」の日本、韓国、中国、香港における商標権を保有しており、中国では1999年より子会社であるSDCを通じて展開を開始した。今年5月に発表した「Vision 2020」においては、20年にアジア10ヵ国以上でスイムウェア売上高首位になることを目標に掲げている。近年ではECやデジタルマーケティングの分野での新たな施策も実地してきたという。
 
 一方、合弁先のSHLは07年から「スピード」の中国における独占販売代理店となり、同ブランドを競泳スイムウェア市場の売上高第1位へと押し上げてきた実績がある。

 今回SHLが「スピード」の販売を中止するにあたって、マーケティング、オンライン販売、直営店運営、代理商開拓といった同社の強みを活かし、「アリーナ」ブランドを中国市場で更に拡大するため、合弁会社の設立を決定した。
 
 「アリーナ」の他にも、デサントは現地子会社SDCを通じた「マンシングウェア」の企画、開発、生産、販売や、伊藤忠グループと杉杉集団有限公司との合弁による「ルコックスポルティフ」の展開、そしてAntaと伊藤忠との合弁会社を通じた「デサント」ブランドの展開など、中国市場で事業を拡大してきた。
 
 デサントの16年3月期決算は、売上高が10.3%増の1357億7800万円、営業利益が13.6%増の103億7600万円だった。17年に関しては、売上高1300億円、営業利益80億円を見込む。
 

不許複製・禁無断転載
© 2019 FashionNetwork.com

スイムウェアビジネス
新規登録