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fashionsnap
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掲載日
2016/12/08
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デザイナー坂部三樹郎が和牛レザーなどを用いたファッションショーを浅草で開催
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2016/12/08
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「第95回東京レザーフェア」で、「ミキオサカベ(Mikio Sakabe)」のデザイナー坂部三樹郎と皮革関連企業のコラボレーションによるオリジナルレザーファッションショーが開催された。
東京レザーフェアは、皮革の需要の拡大及び業界の発展を目的に、新たなマテリアルの提案やトレンド情報を発信する日本最大のトレードショー。6月と12月の年に2回開催され、毎年150社以上の企業が参加している。95回目を迎えた今回、坂部三樹郎と老舗タンナーのニッピ・フジタ、革加工・革漉きを専門とする加工業者の墨田革漉工業のコラボレーションによるファッションショーが開催された。コレクションのコンセプトは「ホラー」で、「レザーは生命を扱っているという本題とともに、レザーの持つ魅力を表現」(坂部)した。金箔加工を施したレザーにプリーツ加工を施したシャツや、レザーにエンボス加工を施したミニスカートなど、レザーの固定概念を払拭するようなオリジナリティのあるアイテムを披露。また、ミニスカートにヒールの高い靴を合わせて極端に足を長くみせたり、パンツの腰の位置を下に落とすなど、一般的な身体から外れたシルエットを提案した。アイテムの一部に用いた和牛のレザーは、品質に差がでやすく衣料用に使用されることは少ないが「和牛は柔らかくて着やすいし、海外の革よりも和牛の方が安い。(食用の)和牛は世界的にも有名だし革もブランドとして価値があるのではないか」(坂部)と話した。なお、ショーは12月9日にも11時と13時の2回開催される予定で、入場料は無料。
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