掲載日
2016/07/20
2016/07/20
デニムIsko国際アワードに世界各国のファッション学校が集結 日本からの参加も
掲載日
2016/07/20
2016/07/20
大手デニムメーカーIskoが主催するファッションコンテスト、第3回「Isko I-Skool」アワードがイタリアで開催され、世界中から集ったファッション学校の学生が、デニムをテーマにしたプロジェクトを披露した。デザイン、マーケティングの2つの部門が設けられている。

ドイツ、イタリア、中国、オーストラリアのほか、日本からの参加も。7月15日、イタリアのトレヴィーゾで表彰式が開催された。
フランソワ・ジルボー(François Girbaud)が審査委員長を務めるデザイン部門では、Iskoの素材をどのように商品化するかということに焦点を当て、製品開発や製造といった面に対する学生の理解を促すのがねらいだ。「写真映えではなく、商品化を考えること。これが創設以来のIsko I-Skoolの精神だ」とIskoのマルコ・ルチェッティ(Marco Lucietti)グローバルマーケティングディレクターは話す。「このプロジェクトの主眼は教育で、若いデザイナーの成長を手助けしたいと考えている。クリエイティビティーだけでなく、産業の過程に対する教養も深めてもらえれば」。

学生はそれぞれ3型の商品を考案。ヴェネツィアから参加したEster Rigatoが、デニムとウールを混紡したl'Isko Joolを用いて最優秀賞に選ばれた。
マーケティング部門では、"Jool Mood"をテーマにしたミラノのFrancesco Diomediと、"Athleisure Mood"を扱ったオランダのTravis Riceが受賞した。
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