×
462
求人
株式会社サザビーリーグ
販売促進担当(セールスプロモーション担当)Artida Oud(アルティーダ ウード) 
正社員 · 東京
L’ORÉAL GROUP
Japan Group/Senior Product Manager (Ppd, l'Oreal Professionnel)
正社員 · Tokyo
L’ORÉAL GROUP
Japan CRM Operation Specialist (Luxe, Digital)
正社員 · Tokyo
L’ORÉAL GROUP
Japan Brand E-Business Shop-iN-Shop Project Manager(Luxe, Digital)
正社員 · Tokyo
BAYCREW'S GROUP
マーケティング担当(メール/Sns、自社、業界最大級のEcサイト)
正社員 · 東京
AESOP
Marketing Coordinator
正社員 · 東京
CHRISTIAN DIOR
Supply Chain Assistant Manager
正社員 · 東京
AESOP
Hrコーディネーター(採用中心)
正社員 · 東京
HUBLOT
PR&ad Manager
正社員 · 東京
LVMH WATCH & JEWELRY JAPAN
ロジスティクス プロダクツオペレーション リーダー
正社員 · 東京
ステラ マッカートニー
Logistics Assistant (Import/Export Coordinator)
正社員 · 東京
GUCCI
Financial Controller
正社員 · 東京
KERING
Kering Store Planning Project Coordinator
正社員 · 東京
ヴァンドーム青山
販促物企画・制作(正社員)
正社員 · 東京
(株)ユナイテッドアローズ
経理担当(①売上管理スタッフ ②経費管理スタッフ)
正社員 · 東京
FOREO
Finance Manager - Tokyo, Japan
正社員 · Tokyo
ADIDAS
Manager, Retail Analyst, Retail Back Office
正社員 · 東京
ADIDAS
Senior Manager Buying Adidas & License Goods, Buying, Direct to Consumer
正社員 · 東京
ADIDAS
District Manager Field Operations, Retail Operations, Direct to Consumer
正社員 · 東京都
ADIDAS
Manager Evm, Consumer Experience, Ecommerce
正社員 · 東京都
ADIDAS
Manager Organic Search, Consumer Experience, Ecommerce
正社員 · 東京都
MOËT HENNESSY DIAGEO JAPAN
Account Manager Duty Free Sales
正社員 · 東京都

デンマークの時計ブランドが日本の本藍染レザーを使う意味

By
fashionsnap
掲載日
today 2017/10/30
シェアする
ダウンロード
記事をダウンロードする
印刷
印刷
テキストサイズ
aA+ aA-

 「これが本物の藍色です」。人類最古の植物染料と言われる藍を使用し約600年続く伝統製法による天然染料で染められた「スクモレザー(Sukumo Leather)」の革は、ピュアで深みのある色としなやかさが特徴だ。それを初めて腕時計のベルトに用いたのが、デンマークの時計ブランド「ラースラーセン(Lars Larsen)」。海を超えた合作はなぜ生まれたのか、本物の藍色とはどういったものなのか、京都で革の藍染を担う本藍染工房を訪ねた。

Lars Larsen × Sukumo Leather 日本・デンマーク外交関係樹立150周年記念モデル  -画像: Fashionsnap


 室内はツンとかすかに鼻を突く独特の香りが充満し、山のように蒅(すくも)のかますが積まれている。これを「本藍染の工房の証」と説明するのは、浅井ローケツの染師 浅井直幸氏。蒅とは、藍の葉を月日をかけて熟成・発酵させた天然染料のこと。徳島県阿波地方の阿波藍が有名だが、製造する藍師は5軒しか残っていないという。浅井氏が営む浅井ローケツは、その蒅と灰汁などを合わせて発酵させた染液による「天然灰汁発酵建本藍染」を守り続けている。"生きた染料"とも言われる通り、染液に「藍の花」と呼ばれる泡が浮かんでいるのが特徴。人や地球環境に無害で、染めた布は天然の殺菌効果などの機能性にも優れている。

 堀井誠氏が代表を務めるホリイが展開するスクモレザーは、この「天然灰汁発酵建本藍染」によって染められているレザーブランドだ。「世界にないものを作る」という思いが、着物染色が専門だった浅井氏と一致し、失敗を繰り返しながら約8年がかりで藍染レザーを完成させた。熟練の技術によって、半身の牛革を染液に浸して洗うという作業を何十回と繰り返し、淡い色から深い色まで染め分ける。今年はパリの国際テキスタイル見本市プルミエール・ヴィジョンで評価を得て、ヨーロッパの高級メゾンからも買い手がついた。

 2017年は、日本とデンマークの外交関係樹立150周年。輸入代理店の大沢商会を通じて記念時計の製作が決まり、ラースラーセンとスクモレザーが出会った。日本を代表するもの作りとしてスクモレザーが選ばれた背景には天然本藍染という伝統技術があるが、市場で"ジャパンブルー"や"インディゴ"と呼ばれている製品を含めると全体の5%に満たない。一方でデンマークにも伝えていくべき職人技術がある。それらを守るために「本物を通じて本質を伝えていくことが必要」といった両者の考えが重なった。

 濃淡さまざまな藍色を両国の海になぞらえた記念モデルの生産は、全て今年限り。中には、浅井ローケツが持つ技術で吹雪のような模様が特徴のろうけつ染めをレザーに応用したモデルもある。染色を手掛けた浅井氏は「伝統製法には未来がなくなってきている。それでは職人も楽しみがない。続けるだけではなく誰にもできないことをやっていかないと」と話し、伝統技術の今と未来を見据えている。

Copyright © 2019 Fashionsnap. All rights reserved.