トッズ、2019年度通期の予想達成は「厳しい」見込み

  トッズ(Tod’s)グループの2019年度第1四半期決算は、4.3%の減収となった。通期に関しても、市場の予想を達成することが困難であるとの見方を示している。

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Tod's - Fall-Winter2019 - Womenswear - Milan - © PixelFormula

 「現在の市場の予想は、売上高と利益性の面で達成するのがやや厳しいと判断している」とエミリオ・マチェッラーリ(Emilio Macellari)最高財務責任者。第1四半期には卸売事業と既存店売上がともに伸び悩んだ。
 
 ここ数年は市場の予想を下回る業績が続き、傘下のブランドの若返りに苦戦しているのが現状だ。
 
 グループの2019年度第1四半期の売上高は4.3%減の2億1600万ユーロ(約264億8200万円)で、ロイターのアナリスト予想平均2億2100万ユーロ(約270億9600万円)に届かなかった。
 
 為替の影響を除いた減収率は5.7%。既存店売上高は2.5%減少しており、4月、5月も同様の傾向が継続しているという。
 
 小売事業は9%の増収で、ECビジネス企業Italiantouchの買収がけん引した。
 
 卸売事業は22%減と大幅に落ち込んでいるが、これは上記Italiantouchが顧客から外れたことも影響している。
 
 しかし一方で、直営店における売上高は増加しており、デジタル重視の戦略とコレクションやコラボレーション数を増やす施策が成果を見せ始めている。
 
 「我々の方針は間違っていないと考えている。目標を達成するためにも実施を早めていく必要がある」とディエゴ・デッラ・ヴァッレ(Diego Della Valle)CEO。

 
(2019年5月13日現在、1ユーロ=123円で換算)



 

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